2018年度 日本代協通常総会 金子会長 挨拶 2018.06.25 はじめに 皆さま、おはようございます。 本日は通常総会にご出席いただき、誠にありがとうございます。日頃は全国各地で代協活動を展開していただき改めて御礼申し上げます。 各代協におかれましては総会を終え、特に今年は改選期ということもあり、例年以上にフレッシュなスタートを切られていることと思います。常に消費者のため、地域社会のお役に立つ代理店になる、という理念の下に全国の代協と一体となって取り組みをすすめてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 中でも重点施策であります三冠王については、山梨、熊本、奈良、京都代協が4年連続、続いて滋賀代協が2年連続、三重、愛媛代協も奮闘され7代協が見事に達成され、近畿ブロックにおかれては3代協が達成され全国をリードいただきました。 特に、コンサルティングコースの受講勧奨につきましては、46代協が目標を達成され過去最高の2.235名の方に受講いただくことになりました。 会員増強につきましては、14年連続達成の福岡をはじめ、11代協が目標達成されるとともに52店の増店となり12,267会員となりました。これに伴い組織率も、6年前は60%超が岡山、和歌山の2代協のみで全国平均組織率も36.3%であったのが、昨年度末においては75.2%の香川をはじめ13代協が60%を超え、全国平均組織率も44.1%に上がって中期的な目標である50%に近づいてきました。 社会貢献活動につきましても、本業に直結する地震保険の普及や無保険車追放キャンペーンはじめ幅広い分野にわたる活動を展開いただきましたが、これらは地域に根ざす代理店だからこそできる活動であり、地域社会におけるリスクの専門家として着実に信認度が高まっていると思います。各代協の熱意あるお取り組みに改めて深く敬意を表します。有り難うございます。 日本代協の主な取り組み さて、現在、代理店を取り巻く環境はますます多様化・高度化したいへん厳しい状況が続く中、われわれ損害保険代理店は、常に消費者の視点で考え、変化に迅速・的確に対応することが求められます。 こうした募集環境、社会環境の変化がすすむ中において日本代協の役割はますます重要になります。常に消費者のためという基軸の下に、引き続き3つの取り組みを事業の柱に据えて活動を展開してまいります。 1点目は、損害保険大学課程の展開です。損保協会様が認定主体となり、日本代協が指定教育機関として運営する損保業界共通の募集人教育制度である本課程の、特に損害保険トータルプランナー資格は、「募集人資格の最高峰」であり、募集人教育には最も適した制度です。改正保険業法でも代理店内の教育が強く問われますが、法が求める以前に、主体的に皆さまの会社の社内規則の中に必須取得資格として組み入れていただき、代理店全体の業務レベルを引き上げていただきたいと思います。そして、本制度で培った能力をお客様対応の場面で発揮しながら、業界の信頼を高めたていきたいと考えます。 2点目は、社会貢献活動です。代協組織としては損保協会様とも連携しながら事故防止や防災・減災に資する活動等を展開し、地域社会におけるリスクアドバイザーとしてお役に立てるよう取り組みます。併せて、清掃や植林活動等を通して地球環境保護活動にも積極的に取り組みをすすめてまいります。 3点目は、代理店賠責「日本代協新プラン」の周知と加入促進です。保険マーケットにおいて競争が進めば進むほどお客様の満足を得るには高い次元の仕事が求められます。代理店にとって極めて重要な備えなのですが、残念ながらまだまだ周知されていない現状があります。本プランは日本代協の一番の会員サービスと言っても過言ではありません。セミナー開催や説明会を通して広く未加入代理店に声かけし、周知と加入拡大を図ってまいりますのでご協力をよろしくお願いします。 特に強化したい取り組み 引き続いて、会員増強・国民年金基金の加入募集につきましては、日本代協内部の最重要課題と考えております。 会員増強 会員増強”に奇手妙手はなく、多くの会員の地道な活動しかないと考えている。 そのためにも、支部活動の活性化、活発化が不可欠と考えている。 代協活動の魅力、面白みを高め、全国の支部活動の活性化、活発化に向けて、支部長をしっかりサポートするようお願い申し上げます。 国民年金基金 多くの代理業を営む仲間の方に豊かな老後をお届けするため、引き続き積極的に取り組みを進めます。 また、平成31年4月に創設予定の全国基金への円滑な合流を実現するためにも引き続きのお取り組みをお願いいたします。 おわりに 今後も引き続き日本代協の信認度向上に向かって精一杯走っていきたいと思っております。 この後の、全国会長懇談会では限られた時間ですが今後の取り組みや好事例などの共有など活発なご意見・論議をお願いすると共に地元に戻りまして支部会や委員会などで共有するようお願い申し上げます。 最後になりますが、各代協のますますのご発展と皆様方のご健勝を祈念し、また日本代協の活動により一層のご理解とご支援をお願い申し上げまして、通常総会のご挨拶とさせていただきます。 この後の付議事項のご審議等、よろしくお願いします。 ありがとうございました。 以上